大切な通過儀礼、七五三の準備をする意味は?

七五三被布

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こんにちは。
きもの おお又 くずは店です。

2025年11月に七五三を考えている皆さんは、そろそろ、考えたり調べ始めたりしているのではないでしょうか?

何をいつまでに用意したらよいのか?
予算をおさえつつ、でも、ちゃんとしてあげるには?
などなど。

きもの おお又 くずは店では、七五三に必要な和装小物の販売をスタートしました。

些細なご相談でも、承ります。
気軽にご相談ください。

とはいえ、まずは、ブログでお伝えできることは、ここに投稿しますね。

【三歳のお参り】

七五三における「被布(ひふ)」は、三歳の子どもが着用する伝統的な羽織りで、見た目の華やかさだけでなく、深い文化的意味と歴史的背景を持っています。

被布とは、着物(お宮参りで着用した初着を身揚げ・肩揚げ・袖丸で調整した着物のこと)の上に羽織る袖なしのコートのような衣装。
帯を締めない3歳児にとって、着物の上から簡単に着られる防寒・装飾アイテムになります。
動きやすく、長時間の着用でも負担が少ないため、幼児に適していると言えます。

又、子どもの健やかな成長を祝う「髪置きの儀」において、女児が着用する晴れ着の一部となります。
鮮やかな色や装飾は、子どもの未来の幸福や健康を象徴し、コロンとした丸いシルエットは、とても愛らしく微笑ましい姿です。シャッターチャンスは、この時しかありません。

被布は江戸代末期、茶人や俳人、隠居した男性が着物の上に羽織る防寒着として使用していたのが始まりとのこと。その後、女性の防寒着としても広まり、現在の着物コートの原型となっていったそうです。

その後、七五三の「髪置きの儀」(三歳児が髪を伸ばし始める儀式)において、女児が被布を着る風習が定着し、明治時代以降、七五三が国民的行事として広まる中で、被布も晴れ着の定番として定着していきました。

七歳着物

【七歳のお参り】

七五三における「四つ身(よつみ)」の着物は、七歳の女の子が着用する晴れ着として知られています。

四つ身は、主に四歳~十二歳の子ども向けに仕立てられる着物のサイズです。身長の約4倍の長さの反物を使って仕立てることから「四つ身」と呼ばれます。

身揚げ・肩揚げでサイズ調整が可能なため、成長に合わせて長く着用できます。

大人の着物と同様の構造で、帯を締めて着る本格的な和装。七五三では、華やかな袋帯や筥迫(はこせこ)、志古貴(しごき)、末広(すえひろ)などの装飾品とともに着用されます。

結び帯

七歳の女児が初めて大人と同じ帯を締める「帯解(おびとき)の儀」に由来します。これは、子どもが社会の一員へと成長する節目を祝う儀式になりますので、「子どもが自分で帯を締めるようになることを象徴し、精神的・身体的な成長を祝う衣装」となります。

装飾品のひとつひとつにも、魔除けや吉祥の意味が込められていますので、きちんと揃えたいものです。

結び帯

また、祖母や母から受け継いだ着物を仕立て直して着ることもあります。
世代を超えて写真(思い出)を残せる行事になりますね。

七五三男の子

【五歳のお参り】

七五三における五歳の男の子の衣装は、成長の節目を祝う「袴着(はかまぎ)の儀」に由来し、日本の伝統文化と家族の誇りを象徴する重要な装いです。

羽織袴(紋付き袴)は、最も格式高い正装です。
着物(お宮参りで着用した初着を身揚げ・肩揚げ・袖丸で調整した着物のこと)・家紋入り羽織・袴の3点を着用。懐剣や末広(扇子)を持たせて、勇ましいく凛々しく。

「袴着の儀」とは、平安時代から続く儀式で、男児が初めて袴を着る通過儀礼。社会的には「少年」として認められる節目にまります。

紋付きの羽織は、家の誇りや伝統を背負う象徴であり、五つ紋は最も格式が高く、礼装として用いられます。

平安時代、「袴着の儀」が貴族階級で行われ、子どもの成長を祝う儀式として定着。
江戸時代、武家社会で礼装としての羽織袴が確立。庶民にも広がったそうです。
明治以降、七五三が全国的な行事となり、「袴着の儀」が五歳男児の通過儀礼として定着していきました。

幼児のあどけなさから、五歳の凛々しさへ変化していく姿を、日本の伝統的な衣装を着て、写真や祈祷を通じてその嬉しい成長を記録する、貴重な機会になります。

七五三男の子

七歳女の子

七五三女の子

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