令和8年の初夏予測。単衣の着物を着るならいつからか?

こんにちは。
きもの おお又です。
着物の衣替えには昔から目安がありますが、近ごろは暦どおりに季節が進むとは限らず、気温や湿度に合わせて装いを整えることがいっそう大切になってきました。
では、令和8年の初夏、単衣の着物はいつから着るのがよいのでしょうか。
一般には、単衣は6月と9月の着物とされています。
袷では少し重たく感じるけれど、盛夏の薄物にはまだ早い。
そんな時期にちょうどよいのが単衣です。ただ、最近は春の終わりから気温の高い日が増え、地域によっては5月のうちから汗ばむ日も珍しくありません。
令和8年も、春から気温は平年並みか高めに推移し、夏に向かって暑さの立ち上がりが早いと見られています。
こうした流れを考えると、今年は単衣の出番もやや早まりそうです。
私ども老舗の呉服屋の感覚としては、令和8年は5月半ばごろから単衣を意識し始めてよい年になりそうです。

とくに日中の最高気温が25度近くまで上がる日や、陽射しの強い日、移動の多いお出かけには、袷より単衣のほうが快適に感じられるでしょう。
反対に、朝晩がひんやりする日や、お茶席、改まったお席では、まだ袷のほうがしっくりくる場面もあります。
つまり、暦だけで決めるのではなく、その日のお天気と行き先に合わせるのが、いちばん自然です。

もし5月から単衣を取り入れるなら、色目はやわらかな初夏らしさを意識すると上品です。
白鼠、水色、薄柳、藤色など、涼しげで軽やかな色は季節にもよくなじみます。
帯や小物で少しだけ季節を先取りし、見た目には爽やかに、着心地は無理なく整えるのがコツです。
昔ながらの決まりを大切にしながらも、今の気候に合わせて賢く着る。
それもまた、着物の楽しみのひとつではないでしょうか。
令和8年の単衣は、6月を待たず、5月中旬から下旬をひとつの目安に。
暑さを我慢せず、季節に寄り添う一枚を心地よく、楽しみましょう。
※ 写真はAI生成のイメージが一部含まれます
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