小紋について知っていますか?

こんにちは。
きもの おお又 です。
今、きもの好きの間で「小紋(こもん)」がとっても人気なのをご存知ですか?
でも、これから着物を始めてみたいという方にとっては「小紋って一体どんな着物?」と疑問に思うことも多いはず。
そこで今回は、きもの文化検定公式教本からの情報や、改めて調べた歴史のお話を交えながら、初心者さんでもすぐにわかる小紋の魅力をご紹介します。

小紋とは、着物全体に様々な模様が同じ方向に繰り返し型染めされた着物のことです。
洋服でいうと、お気に入りのワンピースやキレイめのカジュアル服のような存在。
振袖や訪問着のように「式典や結婚式じゃないと着られない!」といった、堅苦しいルールがほぼないので、きもの初心者さんが最初に持つ一着として、断然おすすめなんです。
小紋の一番の魅力は、とにかく自由に気楽に楽しめること。

おめかししてショッピングに出かけたり、お友達とカフェでお茶をしたり。
そんな日常の何気ないシーンにぴったり馴染んでくれます。
特に、柄と柄の間に余白がある「飛び柄小紋」と呼ばれる優しい配色のものがあれば、合わせる帯次第でカジュアルにも、ちょっとしたお呼ばれの席にも着回せて本当に重宝しますよ。
ちなみに、小紋の中には「江戸小紋(えどこもん)」という特別な種類もあります。

代表的なものには、鮫(さめ)、行儀(ぎょうぎ)、万筋(まんすじ)などがあります。
これらは遠くから見ると無地に見えるほど、ものすごく細かな極小の模様が染められているのが特徴です。
名前に「江戸」と付いていますが、これは関東という意味ではなく「江戸時代」のこと。
当時のエリートである武士たちが、お城へ上がるときの正装「裃(かみしも)」の豪華さを競い合い、それぞれの藩が独自の細かな模様を定めたことから発展しました。
幕府の贅沢禁止令をくぐり抜けるために生まれた、当時の武士たちの「見えないおしゃれ」へのこだわりが詰まった究極の職人技なんですね。
この江戸小紋は、模様の種類によって背中に一つ紋をつければ、なんと略礼装として結婚式の披露宴や式典にも着ていけるほど、色無地と同じような高い格を持ち合わせています。
とはいえ、私たちとしては最初から難しく考えず、まずは紋をつけずに「お洒落着」として自由に楽しむスタイルをおすすめしています。

ご自身の直感で「可愛い」「素敵」と思った柄を選んで、お気に入りのワンピースを着るようなワクワク感でお出かけしてみてくださいね。
皆様のきものライフが、充実した特別な時間になりますように。
お店でも、皆様の着物デビューを心を込めてお手伝いさせていただきます。
おお又の創業の精神
「きもの文化を通じ、お客様に満足と幸せを提供します。これすなわち、世の為、人の為となる精神なり」
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