「悉皆」は大阪発祥?!

こんにちは!
きもの おお又です。
皆さんは、大切なお着物や帯の汚れを見つけたとき、どうしていますか?クリーニング、お直し、丸洗い……色々なお手入れの呼び名があって、どこに相談すべきか迷ってしまいますよね。
そんなとき、ぜひ目印にしてほしい言葉があります。
それが「悉皆(しっかい)」です。

「悉皆」ってどんな意味?
悉皆とは、元々は仏教用語で「ことごとく、すべて、みな全部」という意味を持つ言葉です。
それが着物の世界に転じ、「お着物の製造から、染め、仕立て、着用後のお手入れや再生まで、すべてを一括して引き受けること」を指すようになりました。
その歴史は江戸時代後期の「大坂(大阪)」から始まります。当時、商業の中心地だった大坂で着物の注文をまとめ、高度な技術を持つ京都の職人たちへ繋ぐ「取次業(プロデュース業)」が生まれました。
これが「悉皆屋さん」の始まりです。昔の人は、そうして着物を何度も染め直したり、仕立て直したりして、一枚の着物を大切に引き継いできたんですよ。

着物の「総合診療医」であり「映画監督」
着物が仕上がるまでには、織り、染め、刺繍など、最大で数十もの工程があり、それぞれ異なる専門の職人さんが担当しています。
その職人さんたちの間を取り持って、美しい調和を作り出すのが悉皆屋さんの重要な役割。映画でいう「映画監督」のような存在です。
現代の悉皆屋さんは、お着物の「総合診療医(ドクター)」でもあります。
単に機械で丸洗いするだけでなく、古いシミやカビ、サイズのお直し、好みが変わった際の色揚げ(染め替え)など、お着物の状態に合わせて一番キレイに蘇る方法をオーダーメイドで提案してくれます。
だからこそ、プロである悉皆の知識を持つお店に頼むことが、安心への第一歩なんです。
大切な思い出の詰まったお着物を、次の世代へ長く、美しく残すために。
困ったときは慌てずに、「悉皆」という言葉を目印にお近くの「きもの おお又」へお気軽にご相談くださいね。

おお又の創業の精神
「きもの文化を通じ、お客様に満足と幸せを提供します。これすなわち、世の為、人の為となる精神なり」
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